市立しものせき水族館 海響館のひれあし類

山口県下関市にある、海響館に行ってきました。

九州と本州をつなぐ関門海峡がすぐ横にあり、館内からも見渡せるビューがあります。

でも一番よく映える絶景ビューポイントは、体験イベント「あったか磯の観察会」に参加しないと入れません(笑)。

私が行った日は曇天でしたが、それでも「おーっ」と声をあげてしまいました。

水族館の裏側見学➕スタッフさんの解説➕磯の生き物タッチングができて、なんと無料です!ぜひ参加してみてくださいね〜。




目次

海響館のゴマフアザラシ

海響館には、ゴマフアザラシが3頭飼育されています。

父獣のタル♂、母獣のマル♀、子獣のタケル♂(2013年2月7日生)です。

写真はタルです。

隣のおばちゃんが「あの子、何もしてないのに浮いてるわ〜」と感心していました。

確かに姿勢を保っているだけで、ヒレすら動かしていませんでした。素晴らしき浮力。

逆に潜るのは大変なのかな?

縦に3 本並ぶと、いつもバッシャバッシャ泳ぐアシカを見慣れてる管理人には、不思議な絵です(笑)。

海響館のアシカのなかま

ゴマフアザラシ以外のひれあし類は、カリフォルニアアシカとオタリアが飼育されています。

彼らはイルカとアシカが共演する「アクアシアター」に出演しており、バックヤードで飼育されているたようです。

海響館のショーは、全国的にみてもレベルが高いです。

飼育係ではなく「アシカがイルカへ」、逆に「イルカがアシカへ」合図を出してパフォーマンスをする様子も見ることができます。

2022年12月の情報では、カリフォルニアアシカ9頭とオタリア1頭、合計10頭が飼育されています。

余談ですが、私が小さい頃に通った京急油壺マリンパーク(2021年9月閉館)にいた「ミナト」がここにいたようです。

はるばる離れた海響館で偶然に出会えるとは…!これを知った時は、思わずホロリとしました。

海響館には、旧市立水族館時代から飼育する個体、昨年9月に閉館した神奈川県三浦市の京急油壺マリンパークから引き取った個体を含めてカリフォルニアアシカ9頭、アシカの仲間のオタリア1頭がいる

山口新聞「海響館でアシカ展示施設計画下関市 25年春オープン目指す」 2022年02月24日 06時00分掲載より抜粋

少し古い情報ですが2020年10月では、以下のカリフォルニアアシカ7頭とオタリア2頭、合計9頭飼育されていたそうです。

2022年12月の情報では「ミナト」「さつき」「パフェ」の3頭が加わっているので、下の個体の中で入れ替えがあったようです。

・ダイチ(カリフォルニアアシカ)1989年6月6日 旧下関水族館生まれ オス

・ムサシ(カリフォルニアアシカ)1993年6月11日 旧下関水族館生まれ オス

・テンテン(カリフォルニアアシカ)1995年7月2日 大阪市天王寺動物園生まれ メス

・アイト(カリフォルニアアシカ)2010年6月12日 愛媛県立とべ動物園生まれ オス

・デイニー(カリフォルニアアシカ)2010年6月15日 オランダの動物園生まれ メス

・なでしこ(カリフォルニアアシカ)2011年7月2日 高知県立のいち動物公園生まれ メス

・アニー(カリフォルニアアシカ)2012年6月30日 千葉県鴨川シーワールド生まれ オス

・マウ(オタリア)2000年生まれ(推定) メス(推定)

・モカ(オタリア)2000年生まれ(推定) メス(推定)



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この記事を書いた人

「動物も人間も幸せに暮らせるようになって、動物園や水族館がなくなったらいいな」って考えてる、少し変わった飼育係。ひれあし担当。

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